水平にひらく海へと風のゆくわれは失語の旗でありけり この海も海へとつづく海ならむ心地のわろき壊れしベンチ 真夏日に内海は凪ぎどこからか漂ひきたるタイヤのひとつ ものがたり聞かせておくれ凪ぐほどの記憶ひめたる海になるなら 視界よりなほあふれたる…
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