カリエスの父の背中の超えられぬ海溝深く失せし肋骨
昼日中何することなく座りをり持て余しも取り憑かれもせず
あらかじめ奪われしものいとほしくまた来む春へ冬の野を焼く
日に向かう逆光の中際立てる瘡蓋のごとき影の葬列
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