さやうなら三度となへる水無月の海は海へとつながりて雨 もういちど別れることが叶ふならわたつみに降る雨の細かり *以上二首、雨の神戸港にて 夜が割れささやきの降るわれは手を椀のかたちに合はせて祈る 昼顔の揺れるにまかす音楽を犬と聞きをり小一時間…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。