最後まで使ひ終へたる鉛筆を捨てきれずにをる部屋うす暗き 風景の遠のきはじむ誰れときに立ちつくしをり空つぽの拳 空からの言葉をすべて手に受くる托鉢のごと頭をたれて 頭:かうべ たれひとり漏れることなく点呼されやがてひと山の匿名となる おそらくは契…
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