青空へ忘れたりしか返礼をいそぎとどけむと蔓草の生ふ 軋むほど巻きつきはじむ蔓草にわれは樹となり雨を待ちをり 樹:き 錆びてゆく空へ群れなすたちあふひ無力であれと言ひし人あり その問ひのくちびるあをくにはか降る雨をたのみに応へずにをり 生ぬるい夜…
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