気をつけてことりがくるよたそがれは手と手をつなぎ二人がきえて 色褪せた風吹くばかり万国の旗さびしくて路地裏真昼 川蜻蛉かつて文月失ひし夏の喪章の羽根を休めり 茫洋と夏ひるがえり河口より流れてさらに海をゆく川 立ち止まり空見上げれば人はみな追い…
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