知らぬまに夜は降りつみまなうらに深くささりし棘に気づけり 三月の見切り発車の春の香に夜は秘密を守りてをりぬ 薄墨のショールをまとひ日は往きぬ迷へば弥生に芽吹く花々 三月の夜のただよふ公園の道なだらかに胸をひらきぬ 山茶花もかたへの風もおくり名…
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