半夏生蛸の切り身のぐつたりとくちなし落とす雨の音する きみ待ちし夕べもありきだまし舟ふたりを乗せて天の川ゆく 世界には名前のあふれさらされて白日われの影はひた濃き 森羅万象命名されし業おもふ目のまへをゆくマイマイカブリ 名づけ得ぬ不安のありて…
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