元日のにわかの霰わが肩に積もることなくひた打ちつづく 空おもく今にも雪が降りさうなあいまい坂を顔あげゆかむ 行儀よく先に逝くのだ久しぶり娘と歩き早足のわれ 待つのだよ胸処の芯に火をともし夜明けと呼べぬ朝が来るから 霰降り何を占ふ変拍子をどりつ…
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