早春に裏切り者!と牛乳の薄膜剥いで朝の始まる 雄蕊は有象無象の碌でなし散ってなんぼと褒められさよなら おずおずと淡き静脈咲く花の雌蕊に触れて春雷聞こゆ 悲しみは薄きパイ生地面からささくれだってかさりと落ちて 春の夜は何処へ向かうぞわぞわと膨ら…
低く飛ぶ生もあらむと弧を描くつばめ切り取る曇間のひかり
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