2007-06-13から1日間の記事一覧

題詠「酒場」

つかのまの慰安と不安交差する酒場を我の兵站として 黎明に前後不覚の悔しみを酒場に預けて始発を待てり アナキスト酒場で酔へば雪の降る医者は戒厳令をしきたり 乱痴気の酒場墓場の亡者たち逃亡するにも明日はどっちだ

題詠「命」

懸けるものなくして命何ならむ生きながらへて陰暦に棲む