見つめつつ祈りのかたちに手を合はす生命線のすこしずれをり 金木犀くしやみする猫われとまた秋のさなかに身を置くひと り 猫の影われの影などながながと等価となりし西日の中に 群れなさず一本のみのため息も花でありけり緋の曼珠沙華 ときどきは風を伝へる…
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